ずばり白髪になる原因は…
髪の色素を作ったり運んだりする遺伝子や細胞が働かないから
です。
しかし、なぜ色素を作る細胞やそれを運ぶ遺伝子が働かなくなってしまうのでしょうか。
美容師キャリア10年超、多くの白髪女性の悩みに答えてきたANAKAMIメンバーが白髪対策やその原因について分かりやすくお伝えしていきます!
日に日に増える白髪に思わずため息…
見なかったことにしたいけど、このままだと老けて見られちゃう…
あなたはそんな不安や悩みを抱えていませんか?
これ以上増やしたくない…
黒い髪に戻りたい…
なんで白髪になってしまうんだろう…
安心してください、白髪は改善できるし予防することもできます。
この記事では、白髪の悩みや不安を解決し、あなたがもっと明るく輝くための「きっかけ」がきっと見つかります。
・簡単で効果的な7つの白髪対策
・日常生活で白髪改善できる行動
本当にどれも簡単なので記事を読んだ後、やってみるか、やめておくか決めてみてください。
自宅で簡単!7つの白髪対策をまとめました
有効な7つの対策はこちら!
- ストレス解消
- 血行改善
- 食生活改善
- 十分な睡眠
- 適度な運動
- 頭皮の紫外線対策
- 筋トレ
1.ストレス解消
ストレスにより交感神経が過剰に活性化すると、幹細胞自体が減少して白髪になることが分かっているので、まず何と言ってもストレスから遠ざかることが一番です。
大好きな趣味で発散することはとてもオススメですが、なかなか時間が取れなかったり、そもそも趣味がない方のために、圧倒的に効果があるストレス解消法を2つお伝えします。
ANAKAMI的おすすめストレス解消
- たった15分の有酸素運動
- そもそも嫌な環境から逃げる
たった15分の有酸素運動
ちょっとした時間にできる散歩や軽いジョギング、踏み台昇降などはお家でも簡単に出来る有酸素運動です。
たった15分の有酸素運動で副交感神経が優位になり、セロトニンが分泌されることで、かなりのストレス緩和作用があります。
また、嬉しいことに有酸素運動はストレス耐性を強くしてくれる効果や血行促進効果も期待できるので、普段からストレスが溜まっている方はぜひ取り入れてみてください。
物事に集中することも副交感神経を優位にしてくれますので、ヨガや瞑想、読書などもおすすめです。
ただ集中するといっても、座りっぱなしのパソコン作業や、長時間のスマホなどは血行不良を招き、白髪には逆効果となりますのでご注意を。
ちなみに著者は、毎朝20分の散歩と瞑想をしています。
そもそも嫌な環境から逃げる
現在の環境を変えるのは難しいう方も多いと思いますが、そもそも体が不調になり、白髪の原因になってしまうような環境に居るとして、それを我慢してまで居続けなきゃいけない環境って何なのでしょうか?本当にそこに居続ける必要があるのでしょうか?
居場所がなくなってしまうのが怖かったり、家庭や仕事の事情など、環境を変えるのが難しい理由は多かれ少なかれあると思いますが、常に苦痛や不安を伴うような環境であるなら、そこはあなたがいるべき場所ではありません。
心理学博士トーマス・ギロビッチ氏の『人間は行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る』という言葉が示すように、行動に移した方が後悔が残りにくいことが実験で分かっていますから、ストレスの少ない環境に一歩踏み出すことをおすすめします。
ちょこっとアドバイス
白髪を気にしすぎると、それ自体がストレスとなり増えてしまう原因になりますので、どうしても気になってしまうようなら、まずは染めて目立たなくさせましょう。
2.血行改善
血行が悪くなることで、色素幹細胞やメラノサイトなど、黒くて健康な髪に必要な栄養素が届けられにくくなり、白髪の原因となります。
また、長時間のスマホ操作、座りっぱなしのPC作業、喫煙などは、血流が低下してしまい、血行不良の原因になりますので注意してください。
ANAKAMI的おすすめ血行改善法
- 半身浴&頭皮マッサージ
- ふくらはぎストレッチ
ANAKAMI式 頭皮マッサージ
頭皮は自分で動かせないので、マッサージでダイレクトに頭皮の血行を良くし、栄養を届きやすくしてあげましょう。
特におすすめなのは半身浴で体を温めながらの頭皮マッサージです。
体を温めながらすることで、血行改善効果が高まるうえ、リラックス、疲労回復、代謝改善、美肌効果も期待できますので、やらない手はないと思います!
ちょこっとアドバイス
体に負担のかかりにくい半身浴ですが、たくさん汗をかき血液がドロドロになると、血流が悪くなっていくので、こまめに水分補給して、血液がサラサラな状態を保ちながら行いましょう。
ふくらはぎストレッチ
なんでふくらはぎなの?と思ったかもしれませんが、下半身には70%の血液が集まっているので、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをポンプのように動かすストレッチは、血行改善に大きな効果があります。
ふくらはぎストレッチの方法
- 足を肩幅くらいに開いて、まっすぐ立ちます
- ゆっくーりと、つま先立ちをしていき、限界くらいまできたら1秒間キープ
- ゆっくーりと、かかとを下げていき、もとの態勢に戻ります
- ②と③を20回繰り返します
このストレッチには脂肪燃焼効果もあり、疲労回復効果や肩こりが良くなるなど様々な体調不良の回復にもつながるので、ぜひやってみてください。
3.食生活改善
黒くて健康な髪は、食事から摂る栄養素によって作られます。
栄養不足は白髪の原因となるので、必要な栄養素を知ってバランスの良い食生活を心掛けましょう。
下記一覧を参考に、メラノサイト(色素細胞)の働きに必要な、チロシナーゼを増やしたり、抗酸化作用のある食品を摂って対策していきましょう。
白髪対策のために摂るべき栄養素
- チロシン
- ヨウ素(ヨード)
- アントシアニン
- 抗酸化ビタミン
- ミネラル(銅)
チロシン
メラニン色素の生成に必須なアミノ酸です。
メラノサイトが元気でも、チロシンが不足していると黒い髪が作れませんので、しっかり摂るようにしましょう。
チロシンは白髪予防の他にも、うつ病抑制や精神安定、ストレス低減、やる気UPなどの効果もありますので、積極的にとっていただきたい食品です。
- 牛乳、チーズなど乳製品
- 牛肉、豚肉、鶏肉、卵など
- 豆腐、高野豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉など大豆食品
- かつお、まぐろ、たらこなど魚介類
- アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツなどナッツ類
ヨウ素(ヨード)
たんぱく質の生成を促す甲状腺ホルモンをつくることで、代謝を促進し、メラノサイトを活性化することがわかっています。
日本人にとって身近な海藻類に多く含まれています。
過剰に摂取すると、甲状腺機能低下症などが起こることがあるようですが、一般的な食生活で摂り過ぎることはないそうなので、あまり心配しなくても良さそうです
- 昆布、ひじき、わかめ、海苔、めかぶ、もずくなど海藻類
アントシアニン
抗酸化作用にすぐれたポリフェノールの一種で、メラノサイトを活性化してくれます。
- イチゴ、ブルーベリー、プルーン、ブドウなどの果物
- ナス、黒豆、紫キャベツ、紫いも、赤玉ねぎ、黒ゴマ、赤ジソ、アシタバなど色の濃い食品
抗酸化ビタミン
ビタミンA/ビタミンC/ビタミンEなど、活性酸素の働きを抑える作用を持つビタミンのことです。
- ビタミンAはレバー、卵、チーズ、牛乳、ヨーグルト、ニンジン、モロヘイヤなど
- ビタミンEはアーモンド、クルミ、ピーナッツ、玄米、きな粉、赤ピーマン
- ビタミンCはアセロラ、レモン、いちご、ブロッコリーなど
他にも抗酸化作用のある食品としてにんにく、しょうが、トマト、かぼちゃ、ニンジン、大豆製品、アボカド、バナナなどがあります。
ミネラル(銅)
チロシンからメラニンを作るための酵素であるチロシナーゼを増やすことができます。
銅って聞くと「大丈夫なの?」と心配されるかもしれませんが、銅は毒性の低いミネラルなので、慢性的な過剰摂取についてもほとんど悪影響が報告いませんので、ご安心ください。
- そば、玄米、大豆などの穀物
- サツマイモ、ごぼう、ニンニク、パセリ、モロヘイヤなどの野菜
- アンズ、プルーンなどの果物
- カシューナッツ、くるみヘーゼルナッツなどナッツ類
- エビ、カニ、イカ、タコなど
- 牛レバー
- わかめ
- ごま
ちょこっとアドバイス💡
こんなにたくさんの食品を覚えようとするのは難しいと思いますので、ひとまず「偏りの少ない健康的な食生活を送る」のが大事だと覚えてみてください。
上記のことを意識しながら、必要になればまたこちらの記事で食品リストを見直してみましょう。
4.十分な睡眠
深い睡眠中に分泌される成長ホルモンが、メラノサイト(色素細胞)など、健康な髪に重要な細胞のダメージを回復させてくれます。
特にゴールデンタイムと呼ばれる夜10時から深夜2時は、最も成長ホルモンが分泌される時間帯なので、その時間に睡眠を取ることは、白髪にとって、予防や改善の効果が一層期待できます。
眠りにつく時間がバラバラだと、眠りの質が良くなりませんので、良質な睡眠につながる規則正しい生活リズムを心掛けましょう。
また、十分に睡眠をとることで新陳代謝アップや活性酸素の抑制など身体全体の機能の正常化してくれます。
ちなみに、寝る前に糖質を摂り過ぎることで、インスリンが血中に多くなり、それをもとの状態に戻す働きが優先されることで、成長ホルモンの分泌を半減させてしまいます。
夕食は少なくとも寝る3時間前に済ますことや、寝る直前に甘いものなどを食べないことを意識するようにしましょう。
5.適度な運動
適度な運動はストレス低減や血行促進効果、リラックス効果があるので白髪対策にもオススメです。
ANAKAMI的おすすめストレス解消法にもあった、踏み台昇降や散歩、軽いジョギングなどの有酸素運動は自宅で簡単に、ちょっとした時間で出来るので、ぜひやってみてください。
有酸素運動で血管を鍛えることは、加齢によって減少した毛細血管を鍛えることにもなり、悪くなっていた頭皮への血流を改善させる効果も期待できます。
6.頭皮の紫外線対策
ANAKAMI的頭皮の紫外線対策
- 帽子
- UVカットスプレー
紫外線(UV-A)は頭皮の真皮まで届き、活性酸素が増えると色素幹細胞が攻撃され、白髪が生えやすくなりますので、しっかり紫外線対策をして頭皮を守りましょう。
外出の際に髪用のUVスプレーを使ったり、帽子をかぶるなどして、紫外線をできるだけ浴びないようにしましょう。
髪の分け目は紫外線が当たりやすいので特に注意が必要です。
7.筋トレ
ハードな筋力トレーニングには成長ホルモンを分泌させる効果があるので、加齢によって減少してしまった成長ホルモンを補い、白髪を改善させることが期待できます。
また、成長ホルモンには、脂肪分解作用、美肌効果など嬉しい効果もあります。
ちなみに成長ホルモンは思春期がピークで、40代になるとその1/4、60代では1/7程度まで減少してしまうことがわかっています。
これから紹介するトレーニングを生活に取り入れて成長ホルモンを分泌させましょう。
体に大きな負担がかからず、だれでも自宅で気軽にできる、成長ホルモンをドバドバ出すためのトレーニングを紹介しますので、ハードな運動が苦手という場合も安心してください。
ANAKAMI的ゆっくりトレーニング
- 伸ばしきらない、ゆっくりスクワット 20回
- 伸ばしきらない、ゆっくりひざつき腕立て伏せ 20回
- 伸ばしきらない、ゆっくり膝引き寄せ 20回
ポイントは筋肉の力を終始抜かずにゆっくり動かし続けることです。
そうすることで比較的軽めの負荷であっても、しっかりと乳酸を発生させ、成長ホルモンの分泌を促すことが期待できます。
また、ゆっくり動かすことで、関節や筋肉にかかる負荷が小さく、安全に行えます。
肘や膝を伸ばしきらない動作(ノンロック)と組み合わせることでより効果がアップします。
頻度としては、少なくとも週1~2回程度できると良いですが、
毎日行っても問題ありませんので、ぜひ習慣化して白髪改善に役立ててください。
ちょこっとアドバイス💡
ちなみにストレス解消の章で紹介した有酸素運動と合わせて行う場合、こちらのトレーニングを先にやることで、分泌された成長ホルモンがその後の有酸素運動で促進された血流によって体全体に運ばれるため、より高い白髪改善効果が期待できます。
筋トレには、ストレス解消や新陳代謝アップ、血行改善効果、テストステロンによる意欲向上、セロトニンによる精神安定効果、ドーパミンによる爽快感などもありますし、食が太くなって栄養をしっかり摂ることができたり、夜はぐっすり眠れるようになったりといった、副次的な効果も期待できます。
ぜひ、無理のない範囲で筋トレしてみましょう。
最初から全部やろうとしても、きっと辛くなってしまうので、まずは1つ自分に合ったものを見つけて実践してみることをオススメします。
何か1つでも続ければ、効果は出てきますし、1つと言わず2つ3つとやってみて継続することで効果を高まります。
自分に合った項目を見つけて、ぜひ継続してみてください。
5つの原因を知ってセルフ白髪対策
白髪になる5つの原因とは
- DNA情報の劣化
- 遺伝的要因
- ストレス
- 睡眠不足、栄養不足など悪い生活環境
- 病気
そもそも白髪のパターンは大きく分けて2種類
- 色素幹細胞が枯渇しているパターン
- 色素幹細胞はあるが、うまく働かなくなっているパターン
そもそも白髪は、黒髪の素となるメラニン色素を作っているメラノサイト(色素細胞)が何らかの原因で働かなくなることで生えてきます。
また、最近の研究で初期段階の白髪は、メラノサイトは正常で色素は作られているのに、毛母細胞まで運ぶ役割を持つメラノフィリン遺伝子の発現が低下することで、白髪になっているとミルボンの研究所から発表されています。
多くの場合、加齢による自然な老化現象でメラノサイトが働かなくなりますが、以下5つの原因によって、メラノサイトが休止しているだけだったり、メラノフィリン遺伝子の発現が低下している白髪の初期段階の場合などは原因を取り除いたり、ことで白髪が改善できることがあります。
また、原因を知れば生活の中で、今やってることは白髪にとって良い行動なのか、悪い行動なのかを、自分で判断できるようになりますので、普段から白髪を予防したり改善できる行動を取れるようになります。
やってみるとわかりますが、白髪予防の行動=心身に優しい選択 ですから、髪の健康はもちろんのこと、心身の健康のためにもぜひ予防と改善を続けてみてください。
原因1 DNA情報の劣化
大気汚染や食品添加物、電磁波(電子レンジ、テレビ、スマホ)などの環境的要因により活性酸素が発生し、遺伝子が攻撃されることが老化の原因だと分かっています。
本来、活性酸素は菌やウイルスなどを攻撃してくれるなど、体を正常に保つために必要な機能なのですが、環境的な要因で大量に発生してしまうことが問題になります。
食品ならパッケージ裏面の表示を確認して/(スラッシュ)以降に記載された添加物が少ない物を選んだり、テレビなら不必要につけっ放しにしないなど、適度に原因から遠ざかることを意識してみてください。
スマホの長時間使用については、姿勢が変わらないことによる血行不良も懸念されるので、注意したほうが良さそうです。
原因2 遺伝的要因
もともと白髪になりやすい人と、そうでない人がいますが、10代~20代と比較的若い年齢から白髪が出はじめる人の場合は、遺伝的な要因が強いと言えます。
若いうちからの白髪や薄毛は、生まれつき特定のたんぱく質(17型コラーゲン)の欠損があることで毛包幹細胞と色素幹細胞が維持できなくなり、起こっているということが東京医科歯科大学の研究で判明しています。
加齢や紫外線などでも17型コラーゲンの発現が低下することが分かっています。
また、同大学の研究では2種類の化学物質(Y27632とアポシニン)により、17型コラーゲンの発現を維持できるとされていたので、今後白髪や脱毛などのアンチエイジングに明るい未来をもたらすかもしれません。
原因3 ストレス
ストレスがたまり交感神経が過剰に活性化すると、ノルアドレナリンというホルモンが大量に分泌され、メラノサイトを生み出す色素幹細胞が過度に働くことで幹細胞自体が減少していき、色素が枯渇してしまうことがハーバード大学の研究により分かっています。
また、ストレスによりコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されると血管が収縮し、血行不良を招きくため、チロシンなどメラノサイト(色素細胞)に必要な栄養が十分いきわたりません。
さらに、ストレスにより活性酸素が多く発生することもわかっているため、ストレスを溜めないこと、解消すること、遠ざけることは大切です。
原因4 栄養不足、睡眠不足等の生活環境
メラノサイト(色素細胞)の機能を保つために必要な栄養素が不足していたり、睡眠不足で代謝が低下してしまうと十分な栄養素が頭皮に行き渡らず、白髪の原因になります。
また、睡眠不足は成長ホルモンの分泌が減少させ、髪に必要なタンパク質の合成が十分に行われなくなる恐れがるので注意が必要です。
バランスの良い食生活と規則正しい生活を心掛け、白髪の原因になる、栄養不足や睡眠不足を防ぎましょう。
原因5 病気
遺伝や生活習慣、ストレスの原因として、病気による白髪があります。
白髪の原因となる病気
- 甲状腺機能低下症
- 成長ホルモンの病気
- 腎不全
- ウェルナー症候群
- 白斑
- 悪性貧血
甲状腺の病気
女性に多い病気とされています。
全身の機能低下によってメラノサイトの働きも低下し、白髪になる場合があります。
成長ホルモンの病気
成長ホルモンのバランスが崩れると、白髪になりやすいと言われています。
若年層においても、成長ホルモンの病気によって、突然白髪が発生することもあります。
悪性貧血
ビタミンB12を充分に吸収できなくなることが原因となり起こる貧血です。
タンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなど髪に必要な栄養が不足すると、白髪になる
DNAの生成に必要なビタミンB12が不足することで、メラノサイトも作られなくなるため、髪を黒くできなくなり、白髪になります。
白斑
皮膚や髪にメラニン色素が定着しづらくなる病気で、遺伝によって起こることが多いようです。
白斑によって、10代や20代といった比較的若くても、年齢に関係なく発症することがあります。
ウェルナー症候群
思春期以降に、急速に老化が進んでいく病気で、白髪、脱毛、両目の白内障などの症状がです。
腎不全
腎臓は血液をろ過し、老廃物を尿として排出するはたらきをもつ臓器です。
その機能が低下し、充分に老廃物を排泄できなくると、全身の臓器に機能障害が起き、メラノサイトにも影響し髪も正常に成長できなくなります。
普段から規則正しい生活リズム、適度な運動、健康な食生活、仕事もプライベートも順風満帆ストレスなし!
なのに白髪でめちゃくちゃ悩んでいる方なら遺伝的な白髪の可能性が高いと言えます。
しかし、上記に当てはまらない方なら、原因を知って行動自体を変えていくことに大きな意味があります。
白髪に関するよくある質問に答えました
よくある白髪の質問がこちら
- なぜ髪が白くなるの?
- 白髪は抜いたら増えるって本当?
- 白髪は治るの?白髪は黒髪に戻せるの?
- 白髪対策に効果的なシャンプーは?
- 白髪と頭皮のかゆみは関係ある?
- 白髪は病気のサインなの?
- 途中から色が変わる白髪があるのはなぜ?
- 白髪に効果のある薬はある?
- サプリメントは白髪対策に良い?
Q なぜ髪が白くなるの?
髪は毛母細胞で作られた白い髪がメラノサイト(色素細胞)の働きで黒くなっていますが、
目次2で解説した原因によってメラノサイトが働かなくなることで髪は白くります。
Q 白髪は抜いたら増えるって本当?
白髪を抜いても増えません。
しかし、毛髪を無理に抜くことで色素細胞などの組織がダメージを受け、結果的に白髪が増える可能性は考えられるので抜くのはやめておきましょう。
Q 白髪は治るの?一度生えた白髪は黒髪に戻せるの?
バランスの良い食事や十分な睡眠など生活環境を良くすることで治ることもあります。
ストレスや栄養不足、血行不良に起因するメラノサイトの機能低下が原因であれば、ストレス解消や結構改善、バランスの良い食事、十分な睡眠などで原因を取り除くことで黒髪に戻る場合があります。
基本的にはすでに生えている白髪をもとに戻すことはできません。
遺伝的な要因や病気による白髪の場合も
Q 白髪対策に効果的なシャンプーは?
メラノサイトへの働きかけが期待できるヘマチンを配合したシャンプーがおすすめです。
また、炭酸シャンプーは頭皮の血行促進によってメラノサイトを活性化し、働きを良くする効果が期待できるため、おすすめと言えます。
Q 白髪と頭皮のかゆみは関係ある?
白髪がかゆみを起こすことはありません。
頭皮のかゆみの原因は、皮膚炎や蒸れによる細菌の繁殖や洗いすぎによる皮膚乾燥が原因の場合が多いです。
Q 白髪は病気のサイン?
前章で説明したように、病気によって白髪が引き起こされている場合もあります。
甲状腺機能低下症や腎不全、成長ホルモン系の病気、悪性貧血などの疑いがある場合は医師に相談してみることをおすすめします。
Q 途中から色が変わる白髪があるのはなぜ?
根元が黒く途中から白髪であったり、反対に根元は白髪で途中から黒髪の場合、何らかの要因で白髪になった、あるいは白髪が治ったということになりますが、このように途中から色が変わる白髪の要因が何であるかは、今のところ明確にはされていません。
Q 白髪に効果のある薬はある?
白髪の特効薬は今のところないようですが、幹細胞を回復させる再生医療や、必要な遺伝子の発現に有効な成分なども分かってきているため、近い将来、白髪が治る薬はできるかもしれません。
Q サプリメントは白髪対策に良い?
薬と同様、これを飲めば抜群に効果を発揮します!といったようなサプリメントも今のところありません。
体内で生成できないミネラル栄養素を含むサプリメントについては効果があるかもしれないといった程度です。
あなたの不安や悩みを取り除くお手伝いができたら幸いです!
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